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パーキンソン病・パーキンソニズム

パーキンソン病とはカラダの筋肉がこわばる病気です

カラダは脳からの「動け!」という命令が神経を通り筋肉に伝わることで動きますが、その命令は脳細胞で作られる神経伝達物質(ドパミン)がないと伝わりません。パーキンソン病は脳の運動担当の部分の細胞が減ってしまい、ドパミンが産生されず脳からの命令が送りにくくなる病気です。神経が働けないとカラダのあらゆる所の筋肉が影響を受けます。手足の震え(震戦)、歩く時に足が出にくい(小刻み歩行)、顔の筋肉がこわばる(仮面様顔貌)、カラダのバランスがとれない(姿勢障害)などの症状が起きます。

特に問題なのは平衡感覚の不調

人のカラダは耳の奥にある三半規管を中心に平衡感覚(姿勢を保つ感覚)が働いています。それに加えて足や背中の筋肉で重力を感じ、目で水平なものを見て姿勢を保っていますが、パーキンソン症状によって足、背中の筋肉がこわばり、カラダが思うように動かないストレスが目や三半規管を疲労させるため平衡感覚を保ちにくい状況にしていきます。立ったまま、座ったままが難しい状態は気持ちを不安にさせ、移動や外出を避けるようになるのでさらにカラダを動かさない生活パターンに陥ります。

パーキンソン病治療の現状

現代医学では、パーキンソン病、パーキンソニズムの原因ははっきりしていませんが、症状を緩和するための方法はいろいろ開発されています。手術という選択肢もあるようですが、基本的には薬の服用と、リハビリが中心になります。薬で神経伝達物質を補充、筋肉のこわばりを緩めながら、同時にリハビリでカラダの動かし方の訓練をしていきます。

パーキンソン病は薬の加減が難しい

薬の1つに「L‐ドパ」というものがあります。脳内のドパミンを増やすための薬ですが、長い期間服用していくと薬が効きにくくなったり、薬の副作用が現れることがあります。ドパミンは足らなければ筋肉が動きにくくなりますが、多すぎれば手足が勝手に動いてしまう症状(ジスキネジア)が起きます。こまめに体調を見ながら医師と薬の量の調整をしていく必要があります。

パーキンソン症状に鍼灸(はりきゅう)にできることがあります。

カラダの平衡感覚に働きかける

三半規管、目、のツボを治療して血行を良くすること、こわばっている足、背中の筋肉の治療して筋肉をほぐすことで平衡感覚をもとに戻します。また、平衡感覚のツボの刺激は毎日継続していくことでより効果を発揮します。鍼灸治療と合わせてご自宅でのセルフケアを指導しています。

頭、首の治療

首には脳へとつながる太い血管が走っています。血流の邪魔をしている首周りの筋肉の緊張を緩めて脳への酸素、栄養の供給を確保します。また、カラダが思うように動かないストレスは自律神経を過剰に働かせてしまいます。頭部にある目耳鼻などの感覚器のツボを治療することで自律神経を落ち着かせます。

内臓の治療

薬を服用していてもカラダが分解、吸収できなければ効果を発揮できません。鍼灸治療で内臓環境を整え、薬の効きやすいカラダにしていきます。また、パーキンソン症状は便秘を伴う傾向がありますので、並行して治療して腸の働きも活発にしていきます。

疲れにくいカラダを作っていく

震戦、筋固縮が続く筋肉は疲労が溜まるばかりです。鍼治療、ストレッチでこまめに筋肉をほぐすことで硬くなりやすい筋肉の良い状態を維持していきます。

パーキンソン病、パーキンソン症候群は長期化していくと症状がきつくなり原因が複雑になるので体調が改善しにくくなります。早めの治療と毎日の定期的なケアをおすすめします。

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