神戸兵庫区ハチダ鍼灸治療院ストレッチリハビリ運動療法について

リハビリ・運動療法（退院後のリハビリに困っている方へ）

現在、医療保険制度の厳しい改正がつづき、必要なリハビリを受けられず困っている方がたくさんおられます。リハビリの一番重要なことは継続していくことです。手術を受けて3ヵ月間、入院中に頑張ってリハビリをこなし苦労して回復したカラダも、退院後、リハビリが続けられないとカラダの機能が低下してしまいます。当院ではそのような方に自己管理も含めたリハビリ、カラダの機能を最大限に活かすための運動指導を行なっています。

リハビリは孤独な戦い

退院後に続けるリハビリはとても大変なものです。入院中は決められたスケジュールの中で、食事や運動、健康チェックなどを各専門分野の先生に管理してもらいながら生活していくので、健康になっていきます。しかし、退院後はそれらすべてを自己管理していかなければいけません。特にリハビリは難しく、痛みの緩和や柔軟性や筋力が低下しないように、ストレッチや筋力トレーニングをこなしていかなければいけません。病院では、同じように回復のためにリハビリをしている方の中で刺激を受けながら頑張れます。また、医師、療法士のサポートの中でリハビリができるので、つらい時も頑張れますが、自宅でのリハビリは孤独との戦いです。

リハビリ効果はリハビリ直後の筋肉と内臓のケアが重要

患者様の中にはそんな難しい環境であっても、自分のためと思ってリハビリを頑張って続けられている方もおられます。しかし、頑張りすぎたり、リハビリの内容の偏り（特にストレッチ不足）が原因で、関節を痛めたりするケースが多いです。リハビリを含め、運動の効果とは、運動した後に疲れたカラダを充分回復させる過程をふむことで効果が生まれます。リハビリをやり過ぎて回復が追いつかないと疲れや痛みを蓄積してしまいます。リハビリをしていくにはカラダを癒す時間についても注意が必要です。

当院では、鍼灸の治療とこれまでの運動指導の経験を生かし、リハビリを頑張っている方のサポートをおこなっています！

鍼（はり）お灸（おきゅう）を上手く活用して無理のないリハビリ

上手くリハビリを続けていくには鍼灸治療などの治療をリハビリの間に取り入れることです。鍼灸治療は痛みや疲労のケアをしつつ、ご自分の体調の変化をチェックすることができます。鍼灸治療は痛みや疲労の原因となる筋肉の緊張を緩めていきます。また、内臓のつらさが周辺筋肉の緊張を引き起こしている場合があるので、内臓のケアも重要です。カラダには内臓に不調が出た場合、その情報を伝えようと神経を伝って信号を送ります。その情報が周辺の筋肉や皮膚に伝わり緊張を起こします。（内臓‐体性反射と言います）たとえば、膀胱炎によって腰痛症状を起こしている場合などです。この場合、筋肉だけでなく影響している内臓も含めたカラダ全体の治療が必要になります。内臓の治療は回復力アップにもつながるので疲労を溜めることを防ぎます。

リハビリではカラダの使い方を意識する

リハビリを指導していく中で注意している点は、使う筋肉を意識することです。リハビリとは、ケガや病気が原因でそれまでできていたカラダの使い方、感覚を思い出すことです。それまで当り前のようにできていたことを意識するという作業は大変難しいですが、これが回復へのカギになります。当院では、鍼灸治療で筋肉の状態を整えながら、ストレッチを中心にした感覚の訓練をおこなっていきます。指導はマンツーマンで行ないます。集中してリハビリに打ち込めるので、充実したリハビリができます。また、自宅でのリハビリのアドバイスも含めて指導していきます。高いレベルでの体調維持を目指していきませんか。